締め出し

事故については、それからハイヤーの所長がお菓子を持ってお詫びに来てくれたりしたけど、うやむやにされないようにきっちりケリはつけよう、と家族で話し合いました。
そんな中、まだなんとなく首に痛みがあった私の出勤途中でのこと。
もうすぐ職場、という時に、スタッフNちゃんから電話。
「慧輝(仮名)さん、シャッターが開かないんです!!」
確かに職場のシャッターはなんとなくおかしくて、その日によって開きにくかったりするんで、またいつものコトかと思ってたら、
「鍵穴に何か詰められてて鍵が入らないんです!!」
えっ!?
とにかく、自転車を走らせて現場に急行した(オーバーかな)私は、何か接着剤のようなものが詰められた鍵穴を見ることになるのでした。ここに勤めてから正直長いけど、こんなことは史上初。もう何が何やら……。
とにかく、ここを開けなければ誰も中に入れない、つまり診療も出来ない……。院長や警察にも見てもらって、鍵屋さんを呼ぶことにしました。かくして、鍵を破壊され、何とか中に入ることが出来ました。
その間にも、早く来た患者さんには帰ってもらったり、申し訳ないこともしました。
それにしても、まだ土やガムなら通りすがりのいたづら、ということも考えられるけど、接着剤じゃねぇ…普段持ち歩いてる人ってあんまりいないと思う…、悪質だわ!
というわけで、警察に被害届を出したり、鍵を直してもらったりで、仕事以外の無駄なエネルギーを使ってしまったわ……。
犯人出て来い!!!