待つのが嫌なのはみな同じ

歯医者という性質上、予約制という形は取ってるけど、治療時間が左右されてしまうのは仕方のないことだと思います。予定は未定、とはよくいったもので、結構な時間待たせてしまう患者さんもいます。しかも、院長が診ないと始まらない患者さんと、時間が全くかからない患者さん、定期健診で、衛生士が検査をしてから院長に確認する患者さんがいます。どうしても、待ってる患者さんが多いと、流れをよくするために順番を変更するのはよくあります。
「●●さん、ちょっとお待ち頂けますか?すぐに入って頂きますので」
と始めに待ってる患者さんに断って、
「順番変わります。××さん、お先にどうぞ」
と声をかけたりします。待ってる時間を考えたら、結構言うのが心苦しい事もあるんですよねー。そんなとき、その××さんが●●さんに向かって、
「じゃ、お先に」
って一言声をかけてると、何となくほっとするのです。


母の行きつけの病院で、診察の順番が来て看護婦さんに呼ばれたので、診療室に歩いていったところ、その時間に予約してた患者さんが来たそうです。で、看護婦さんに
「予約の患者さんが来たから、後になります」
という内容の言葉を言われた。呼ばれたから行ったのに、
「何で?」
と聞いたらその看護婦さん、
「"何で"って何で!?」
…言葉が足りないのって、人を傷つける時もありますね。