言われて見れば…

義歯の印象*1で院長のアシストに付いてたスタッフUちゃん。技工所に出す指示書を書いてたときのコトです。

  • 院「右上の3番と4番の間に*2に"げき"ね」

暫く悩んでたUちゃん、

  • U「"げき"ってどんな字を書くんですか?」
  • 院「"かんげき"の"げき"だよ」
  • U「"かんげき"?」

Uちゃんにはうまく浮かばなかったようです。「感激」とか「観劇」とかは思いつくけど、それが歯に当てはまらないんです。仕方なくUちゃんは「激」と書くと、

  • 院「違うよ!隙間のコトだって」

見慣れない漢字に、早速漢和辞典を紐解くスタッフ一同…ありました、
「間隙」

  • 一同「はじめて見た…」

後で、
「だったら"隙間"の"隙"でいいじゃん!」
と釈然としない様子のUちゃんがいたのでした…。

*1:粘土みたいな物質で歯の型をとること

*2:何処の歯かはこんな風に表現しています。真ん中の大きい切歯を1番として、奥に行くにつれて番号は大きくなるんです。因みに8番がいわゆる"親知らず"。この場合は右上の犬歯と小臼歯の間のこと