末路

http://d.hatena.ne.jp/keiki/20051002
最近、この憎い奴が現れた気配が無いので、家族では「子供が捕獲されてから撤退したか?」と安どの表情を見せていた矢先のコトです。
一週間前から、台所に何となく悪臭がするので、どこかで野菜が腐ってたのかな…と思ってました。でも、「あいつ」が出る家は、「あいつ」特有の匂いがつくというので、半ば諦めていたのでした。ところが、近日になって、更に悪臭は目立つばかり…。これは流石にヘンだと思ったので、一番匂うと思われる場所を探索。椅子に乗って、上の方を見てたその時…。

ふと目に付いたのは、上に備え付けられてた電圧機。何となくそこを覗いた瞬間…。わずかな隙間に、電気機器には似つかわしくない、鼠色の物体が挟まってるように見えたので、よく見てみると……。


うそっ!!ぃゃ待てよ、めったに見ないところだから埃かもしれない、でも、こんな一定の場所だけに積もるかなぁ…と再度確認すると、明らかに見えたのです。


「あいつ」の鼻が。


すぐに男性衆に頼んで、撤去してもらいましたよ、もう。刑事ドラマ風に言うと、「死後約一週間、死因は動けなくなった事による餓死の可能性が高い」。早い話が、多分電圧機の隙間を進入経路にしていた「あいつ」は、我が家でつまみ食いしすぎたのか、進入しようとして、体が挟まって動けなくなってしまったらしいのです。で、進入経路を阻まれたらしい「あいつ」の子供も入ってこれなかった、というわけ。
欲張りすぎたのかな…自業自得です。
これでもう心配なくなったかはどうかは判りませんが、存在が確認されて以来、台所に食べ物をむき出しにして置かなくなったので、台所がいつでも片付いているようになったのはいいコトだな、うん。