体験してみないと判らない

7/23、関東地方で大きな地震がありました。
丁度仕事から帰って、家でのんびりとチョビと遊んでましたが…。
寝転がってた私にドンって下から来るような衝撃と共に、大きく揺れる家。
「窓開けて!!」
と母が思わず叫び、どうしていいのか判らず外に飛び出す私。外においてあっためだかの水槽が大きく揺れて、中の水が溢れる光景に、ただならぬ恐怖を感じました。第一報の地震速報では、私の地域は震度4。こんなに揺れる物なのか…。でも、家のものは何一つ倒れてなかったので一安心。無事を尋ねるいとこからも電話がかかってきました。
「慧輝ちゃんの地区が震度5弱とか言ってたからさぁ…」
「うそ!?さっきは4だって」
と、TVを見ると、震度が5弱に訂正されていました。
それから、無事を知らせようと携帯メールを打っても、「送信できませんでした」との表示が続きました。
ようやく落ち着いて、買い物に出た私が見たものは、近くの商店街に並んだ物々しい消防車や電気会社の車と、道に溢れた人でした。よく見ると、所々停電した店もあって、コンビニは臨時営業停止になっていました。その中心部に近づくと、商店街の店の屋上にあった小さな鉄塔が倒れたのが原因。空には何社もの報道のヘリが五月蝿い位飛んでいました…。
すぐ後には、TVでその模様が放送されてたり、他の地域の様子などが映ってたり、電車が止まってから人で溢れかえる駅が映ってたり…。
幸い、怪我人が無かったり良かったコトもあったんですが、携帯が不通になったり、電車移動が中心の都会での脆さが露呈されてました。
もし、もっと大きな地震だったら…何かぞっとします。


もっと判ったのが、いざとなったときに全く動けなかった家族全員。想定したくないコトではあるけど、想定しなければならないんだな…てなコトを感じた日でした。