甘いものとお母さん

子供の歯磨き指導は大変です。子供ってどんなに教えても、上手に歯磨きは難しいから、お母さんにもしっかり説明しなきゃいけない。
その日は2人一編に指導しなければいけなくて、けっこうわたわた。せめて、子供が大人しかったのが救いかな。
お母さんに話さなきゃいけないのは「歯磨きの仕方」だけではなくて、おやつの食べさせ方も。甘いものが虫歯の原因だとは判っていても、決して食べてはいけないのではなくて、「口の中に残ってる時間」がカギ。出来れば、「短時間、こまめなうがい」。甘いものが口の中に残ってる時間が長ければ長いほど、虫歯のリスクが大きい。
危険が大きなものとして、

飴やガム(ノンシュガーやキシリトールは可)
炭酸飲料
スポーツドリンク
チョコ、ビスケット、スナック菓子など歯にくっつきやすいもの

で、この兄弟に
「甘いもの好き?」
と聞くと、
「うん」
という返事が。
「でも………」
「買ってくれないから食べられない」
と、ぼそっとつぶやく兄弟。
お母さんからソフト鉄拳を受けておりました。