歯磨き指導に…

いつもの通り、患者さんに歯磨き指導をしてたときのコト。一通り終わったので、スケーリング*1を他のスタッフに託して、隣の患者さんを担当しに行きました。
そんなとき、
「慧輝さん」
と、スケーリングをしてたMちゃんが話しかけてきました。
「はい?」
「歯間ブラシの指導した?」
「ううん、フロス指導したからいいかなーって思って」
「ブラシ通るよ?」
と、Mちゃんはその患者さんに歯間ブラシの話をし始めたのです。確かに通りそうなところもありました。確かに、フロスでは歯の間が広すぎるな…ってな時に、広いところを掃除できる歯間ブラシを指導するのは当然のこと。でも、結構若い人なので、歯周病よりは虫歯予防重視で行こうかなって思ってたんです。歯間ブラシじゃ歯と歯の間は掃除できませんしね。
ところが、Mちゃんと患者さんの話は何か盛り上がってる。これじゃ、私の指導が否定されてるみたいじゃないか!!
どうにもやりきれない気持ちになってしまったのです。気にしなければいいなら気にしなくても良かったのかもしれない、でも、ヘンななけなしのプライドが邪魔する。長くこの仕事をやってきた、って自信が壊れそうで……。その後、Mちゃんとは何となく普通に話せませんでした。
心狭いのかもしれない…。

*1:歯石を取ること