赤面モノの間違い

急患の初診の患者さんが来た時の事。
終了時間も迫ってたので、急いで診療室に案内しました。その時、問診表の名前を見た私は、患者さんの名前を呼びました。
「"きお"さん、お待たせしました」
怪訝な顔をする患者さん…。でも、待合室には明らかに自分だけ。何も言わないで診療室に入ってきました。あれ?確かに、問診表には「木尾」って書いてあるけど、別の読み方があるのかな…??
でも、何の気なしに、その患者さんの健康保険証を見て気づきました。





その患者さんが、「きお」さんではなく、「梶」さんだった事に……。
だって、梶さんの書いた問診表、木へんと尾が離れてたんだもん…。
はなっから保険証見とけば良かった。