虫歯を白い歯に修復 エナメル質の成分噴射

東北大大学院工学研究科の厨川常元教授(ナノ加工学)と歯学研究科の佐々木啓一教授らの研究グループは17日までに、歯の主成分ハイドロキシアパタイト(HA)の微粒子を歯の表面に高速で噴射してHAの膜を生成することに成功した。
 虫歯治療で削った部分にHAを吹き付ければ、元の歯と同様に白いエナメル質が修復される。金属や樹脂を埋め込む現在の治療法に比べて密着度が高く、経年劣化も少ないため、新たな治療法として注目されそうだ。
 HAなどの微粒子を噴射して膜を作るには、これまで真空で1000度以上の温度が必要だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000117-kyodo-soci

凄いなあ。虫歯治療が「修復」でなく「治癒」になるんだ。「虫歯になったら抜けばいい」ってな時代は完全に時代遅れ。でも問題は、これが一般歯科に普及したとしてもあと何十年後何かなあ……。